寒さと温もりと冬の半島 2014年 1月(撮影)

真冬らしい寒さの中に突然早春のような温もりの日が訪れる。そんな早春の日は気がつけばシレッといなくなって、またこの季節らしい気候に戻っている。まるで三浦半島の地形のように山や谷が繰り返し現れては消えていく、そんな気候が続く。昔の1月はもう少し落ち着いていたようにも思えるが歳のせいか記憶は定かではない。

神社の手水舎で青竹から滴る水が凍ってツララになっている。

日が差し込んだヤブの小枝に止まっているのはウグイス?

梅林では1本のウメだけが満開で他の木はまだ蕾のまま。

フユザクラの薄い色の花びらが斜めから射す光を受けている。

スギの実。マツならマツボックリだがスギボックリって言うの?

蛸の足の吸盤が並んだようなケヤキの根っこ。

コウヤボウキの種。名前は高野山に由来するとのこと。

ナガバノコウヤボウキの種。長い葉なのか散ってしまって分からない。

キジョランの蕾はまだ固く花が咲くのは半年以上先のこと。

船のようなキジョランの割れた果実。種が少し残っていた。

誰かがキジョランの葉に丸い穴をいくつも開けた。

キジョランの葉を丸く食べるアサギマダラの幼虫。

コショウの仲間のフウトウカズラの実、コショウにそっくり。

トベラの熟した実はネバネバで食虫植物ではないのに虫が捕まっている。

イズセンリョウの蕾がふくらんで間もなく開花か。

平たい紙のような種子を飛ばし終えたウバユリの実。

キチジョウソウに真っ赤な実が実った。

ハゼノキの幼木が紅葉している。

冬でも陽だまりではタチツボスミレが咲き出している。

葉っぱしかないようなハランだが根元では花が咲いている。