浦賀水道に貨物船沈む 2014年 3月(撮影)

2月の大雪のせいだろうか遅れていた春だが少しずつ季節は回り始めている。野原でも水辺でも海辺でも様々な植物たちがたくさんの花を開き始めて、昆虫たちも花々を巡りだしたり若葉を齧っていたりいる。3/18に浦賀水道で韓国船籍の貨物船「ペガサスプライム」と衝突して沈没したパナマ船籍の貨物船「ビーグル3」から漏れ出した燃料重油が三浦半島の海岸にも漂着して砂浜や岩礁に黒い印を残している。

イヌノフグリの花が終わって実がふくらんできた。

開き始めのオオイヌノフグリの花。

最初に開いた一輪のニリンソウ。

下向きにひたむきにヒメウズの小さな花。

春の七草ではないホトケノザ。

池のほとりにムラサキサギゴケ。

まだ寒い春の野に立ちあがるツクシ。

草むらに見つけたニオイタチツボスミレ。

こぼれ種で自然に増えるセイヨウカラシナ。

センボンヤリの春の開放花。秋には閉鎖花がつく。

ミツバアケビの雌花(上)と雄花(下)。

アオキは雌雄異株。これは雄の木の花(雄花)。

エノシマキブシの花がスダレ状に咲いている。

シダレヤナギも芽吹きの季節を迎えた。

オオシマザクラの葉は桜餅につかわれる。

オオバヤシャブシの雌花。

大雪の日に蕾が雪に包まれていたダンコウバイ。

浜辺に咲くハマダイコン。

海辺の岩場には紅葉したタイトゴメ。

紅葉していたタイトゴメも新緑に変わる。

砂浜に根を張るコウボウムギ。

真っ白な諸磯埼燈台にトビが2羽。

砂鉄をたっぷりと含んだ黒い砂浜。

浦賀水道で衝突沈没した船から漏れた重油。

寒さで動きが鈍いアメリカザリガニは手で捕まえられた。

池の中に産卵したトウキョウサンショウウオの卵。