桜散り草萌える三浦半島 2014年 4月(撮影)

例年よりも長く咲いていたオオシマザクラやソメイヨシノも散って、後を追って咲いた八重桜も気が付いたらいつの間にか葉桜に変わっていた。雨の降る日が多くなったと思ったら雑草が猛烈な勢いで伸びはじめ次々と小さな花を咲かせるようになった。そろそろスズメバチの女王蜂も飛び始めて巣を作る準備に入ったようだ。今年はいくつの巣を見つけることになるのやら。

長いヒモを伸ばすウラシマソウの花。

ムサシアブミの丸まった花の中心から向こう側が見える。

ムラサキケマンの葉はウスバシロチョウの食草。

海岸近くに多く見られるキケマン。

三浦半島にはカントウタンポポが多く見られる。

春の草原にジシバリの花が散見される。

盗掘を免れたシュンランの花を見つけた。

気をつけないと見逃してしまうフデリンドウの小さな花。

匍匐茎を伸ばして地面を覆うキランソウ。

横須賀に縁のあるフランス人の名前を貰ったフラサバソウ。

ギボウシの若葉が伸び始めた。

林下の半日陰にシラスゲが群落を作っている。

スズメノヤリはメシベ先熟。今は雄性期。

ヤブニンジンは白い小さな花を散開させる。

湿った少し薄暗い場所に生えるヤブタビラコ。

林の縁の草むらに見られるホタルカズラ。

オカスミレの深い花の色が草原に目立つ。

ウグイスカグラは春の始まりに花を咲かせる。

アオキは雌雄異株。これは雌の木の花(雌花)。
アリドオシの赤い実の先端には萼が残っている。

オニグルミの芽が萌えだした。

アオギリの芽も動き出している。