北アルプス湿性お花畑 2014年 7月(撮影)

今回の登山コースはところどころに湧き水があり渓流が近くを流れ残された雪渓からは雪融け水がしみ出して冷たい飲み水には不自由しない。流れや雪渓の近くには湿性の高山植物が群生し鮮やかで大きな花々が咲き乱れてお花畑を形成している。乾性高山植物は比較的小さくて可憐な花が多く湿性高山植物とは異なった植生が見られる。高天原の山小屋の近くの川原には温泉が湧き出し山旅の汗を洗い流すことができる。川原の天然温泉といえば混浴、若い山ガールと楽しく入浴、と期待して行ったら掘っ立て小屋ながら女性専用風呂があった。

ハイマツの雌花、これがマツボックリになる。

槍ヶ岳に向かってハクサンイチゲが咲いていた。

ハクサンコザクラのピンクの花がかわいい。

ピンクの花に混じって白のハクサンコザクラも。

ハイマツの間からハクサンシャクナゲが顔を出した。

小鳥が舞うようなハクサンチドリの花。

上高地に咲いていたハクサントリカブト。

草むらにひっそりと咲くハクサンフウロ。

ニガナよりも花びらが多いハナニガナ。

林の下に咲いていたハリブキ。

イヌノフグリの仲間のヒメクワガタ。

花は美しいが実は美味くないベニバナイチゴ。

日陰に咲くことが多いマイズルソウ。

今回は少ししか見られなかったミソガワソウ。

マタタビは花の時季には葉の一部が白くなる。

ミヤママタタビはピンクになるので区別できる。

湿地や沼地に生えるミツガシワ。

小さなミツバオウレンの花を見つけた。

群生しているミネウスユキソウ。

淡いピンクの小さな花がかわいいミネズオウ。

もう秋を告げるかミヤマアキノキリンソウ。

高山の池塘に生えるミヤマイ。

渓流の近くに咲くミヤマガラシ。

岩礫地に多数の花を咲かせるミヤマキンバイ。

湿性の草原に群生するミヤマキンポウゲ。

今年はミヤマクロユリの当たり年のようだ。

青空にスックと立つミヤマクワガタ。

ミヤマダイコンソウも岩礫地を好むようだ。

大の字を描くミヤマダイモンジソウ。

カントウタンポポは春に咲くがミタマタンポポは高山の夏に咲く。