梅雨を迎えた三浦半島 2014年6、7月(撮影)

三浦半島も梅雨の季節を迎えたが、今年の梅雨はあまり雨の日が多くない。東京や横浜で豪雨が伝えられた日も三浦半島には雨が降らないか、降ってもほんの少し地面が濡れる程度の雨量しかないことが多い。屋外での肉体労働に従事する老体にとってはありがたいことかな? 花壇や庭への潅水が欠かせないが、半島の丘陵を歩き花や木の写真を撮るには結構な天候といえる。

クリの花が咲いた。中央が雌花、後の白い部分が雄花。

雌花部分が大きくなって地面に落ちた(まだ未熟)。

民家の庭に植栽されたナツツバキ。

ブナ林で良く見られるヒメシャラ(これも植栽)。

ハイキングコースに突然顔を出すシモツケ。

ヤマホタルブクロも林縁に多く見られる。

大きなアオギリの木のテッペンに花が咲いた。

リョウブは遠く律令時代から人と関わってきた。

草原に咲くオオキツネノカミソリ。

照葉樹林下で咲き終わり間近なマヤランの花。

小さな池のアカザの花。時々シオカラトンボが訪れる。

誰かが池にミズヒナゲシを投げ込んで大増殖中。

スイレンは長く花を咲かせて楽しませてくれる。

アジサイにヤマトアシナガバチの巣があった。

ヒイラギの葉はトゲを持つので魔除けなどに使われる。左は普通のトゲのあるヒイラギ。右のように老木になるとトゲが無くなって葉は丸くなる。このため観察会などでは「人間もヒイラギと同じで歳をとると丸くなるのです」と説明されたりする。
しかし、公園や公共施設を訪れる年寄りの中には丸くなれずに尖ったまま年齢を重ねてしまった人が増えている。こういう年寄りは自己中心的で他人を思いやる心を欠いている。家庭の中では家族とどんな生活をおくっているのだろう。家に居る場所が無く公共施設で老い先長い時間を過ごしているのだろうか。