沖縄の冬に咲く植物 2014年 12月(撮影)

暖かさを求めて沖縄にやってきたが、天気は悪く風も強くて寒さに震える日が続いた。コバルトブルーに輝くはずの海もすっかり灰色で大きな波が砕け散り波頭が強風に吹き飛ばされていた。風に揺り動かされる草や木は写真に写しにくいが、息を止めて風が止む瞬間を待つ。期待していたよりは寒いと言っても沖縄の土は温かく地面に膝をついていると温もりが伝わってくる。ここに生育している植物はこの土の暖かさを感じて冬に花開いているのだろう。

いたるところに咲いているオオバナセンダングサ。

鮮やかに黄色の花を咲かせるコバノセンナ。

白い浜辺に咲くグンバイヒルガオ。

グンバイヒルガオの間から花を出したハマアズキ。

海岸で強い風に吹かれていたホソバワダン。

砂浜に咲いていた白い花のシマアザミ。

寄生植物のアメリカネナシカズラ。

ポインセチアの仲間のショウジョウソウ。

目立たない花を咲かせるシマニシキソウ。

大きな葉に似合わない小さな花のモンパノキ。

グニャグニャと変わった葉のクロトン。

クロトンの花。クロトンの別名は変葉木。

サトウキビ畑に1本だけ花が咲いていた。

果実酒にするというシマヤマヒハツの実。

アカタコノキの花が散って若い実が顔を出した。

こちらはアカタコノキの成熟した実。

似たような実だが、こちらはアダン。

オガサワラタコノキの実が美味そうな色に熟した。

コバテイシの葉が紅葉している。

ミフクラギはキョウチクトウの仲間。

トックリヤシモドキの青い実。

ゲットウの空になった実の殻。

ニガナとは全く似ていないウスベニニガナ。

低木なのになぜかクサトベラの名前が。

海岸に生えていた名前不詳の草。

こちらも名前が分からないキク科草本。