ドロミテ街道 雲厚く 2015年 7月(撮影)

ドロミテを訪れたのは7月下旬。残念ながら天候はあまり良くなく雨が降ったり止んだりだったが、さいわいにも散策時には雨は止んでくれ傘は差さずにすんだ。しかしドロミテの岩峰は頭を雲の中に隠しなかなか全身を見せてはくれない。トレチーメも一部しか姿を現さなかったが、その麓では高山植物の中にひっそりと咲くエーデルワイスの花を見ることができた。

山の麓に広がるブドウ畑と点在する民家。

岩山の向こうの高峰は雲に遮られている。

青空が見えた。ほぼ水平に地層が走る岩峰。

小さな山小屋と岩峰。白い部分は雪ではなく風化したドロマイト。

少し満開の時期を過ぎてしまったが野生のエーデルワイス。

釣鐘のような花を咲かせるシャジンに似た花。

このあたりにはヤナギランが多く見られる。

眼下はるか下方には湖と小さな集落も見える。

晴れてきたと思うとすぐに次の雲が移動してくる。

岩峰の裾をまいてなだらかなハイキング道が続く。

高い木立に囲まれたミズリーナ湖。

湖のほとりに咲く大きめな花のアザミ。

岩峰をバックにミズリーナ湖畔に立つ建物。

赤い色が濃いマツムシソウ。

山の麓に張り付くドロミテの集落。

霧に霞むカレッツァ湖の水面に木立が写る。

暫く待った甲斐があって周囲の霧が晴れてきた。

湖の向こうの岩峰ラテマールもかすかに水面に写る。

崖の上の立派な家。誰の邸宅だろう。

鮮やかな緑に包まれて暮らすサンタマッダレーナ村。

マツボックリが大きな針葉樹。

ホテル近くに咲いていたノリウツギ。