三浦半島最高峰への道 2015年11月、12月(撮影)

三浦半島の最高峰 大楠山に登る道は何本もあるが、私が最も頻繁に利用するコースは衣笠山公園から衣笠城址を経由して山頂に至る道。だが、このコースの途中でゴミ処理施設の建設工事が始まったために横浜横須賀道路を渡る橋の手前で通行止めになり迂回を余儀なくされてしまった。通行止めと迂回路を示す掲示板には工事期間が「2014年10月1日から2020年3月31日まで」となっている。そんなに先まで生きていられるかどうか分からない。再びこのコースを歩いて大楠山に登る機会が私には残されているだろうか。

長い期間通行止めとなるハイキングコース。

大楠山山頂に設置されている標識。

大楠山山頂からの富士山の眺め。広角と望遠で。

海岸に自生するイソギクには花弁(花びら)が無い。

小さな花弁を持つハナイソギクはイソギクとサトギクが交雑したもの。

大きな花を高くつけるキミガヨラン。

ソバに良く似た花と葉のシャクチリソバ。

オオイヌノフグリの原産地は西アジアから中近東で日本には1880年頃に入ってきた。

春に咲くカントウタンポポの花がもう開いている。暖かな日差しを春と勘違いしたか。

ヘクソカズラの実。ヘクソカズラという名前が可哀想だという人もいるが当の本人はそんなこと思っていないそうです。

センニンソウの白い毛。この毛が仙人のヒゲに似ていると命名した人は本物の仙人に会ったことがあるんだろう。

冬の青空を背景にセンダンの実が鈴なりんこ。

センダンの猿顔の葉痕と額の上の真ん丸い冬芽。

江戸時代の「草木奇品家雅見」(1824年)にはアオキの栽培品7種が記載されている。

サザンカの自生種の花の色は白。赤い花は何らかの改良が加えられているはず。

とある場所にアキグミがたわわに実っていた。

イチゴノキの黄色と赤い実、そして白い花も見える。

サネカズラは樹皮にキシログルクロニドという粘性物質があり整髪や製紙用の糊として使われた。

青空をバックに逆光のドウダンツツジの紅葉。

ツルマサキの果実が裂けて赤い実が顔を出した。

マユミもたくさんの赤い実を覗かせている。

キッコウハグマの種が綿毛を広げている。

天狗巣病に罹ったススキ。近くにあるソメイヨシノも同病。

シオデの実がシワクチャになってしまった。

朝の光芒に佇む人。

相模湾と港に係留されているヨット。

夕焼け空が真っ赤に燃えたある日。