三浦半島梅雨入前の様子 2016年6月(撮影)

今年は早めに梅雨が始まったが、入梅前に三浦半島に生育する植物たちの様子を探ってきた。梅雨に入ってからも雨の休みが結構あって幸いにも雨に濡れる場面は無かったが、アジサイなどは雨に濡れた様子も良かったかもしれない。夏になると三浦半島では極端に雨が少なくなり乾燥半島になってしまうが、6月は適度に雨もあり晴れ間もありで植物たちにとっては嬉しい季節だろう。

アカメガシワの梢に淡い色の花が開き始めた。

オニグルミの果実もだいぶ大きくなってきた。

装飾花が手毬状に咲いているアジサイ。

装飾花の数が少なく両性花が多いガクアジサイ。

イスノキにできた虫こぶ。中には虫が生活している。

やっとめぐり合えたイタビカズラの果実。

植木鉢に突然生えてきたイワアカバナ。種はどこから?

オニシバリの真っ赤な果実。別名はナツボウズ。

無数に実ったヤナギイチゴの果実。あまり美味ではない。

キジョランの果実もずいぶん大きくなった。楽しみ。

偽木の上で何をしているのかベニカミキリ。

これもどこかからか種が飛んできたキキョウソウ。

控えめな印象の花を咲かせるキハギ。

ゲジゲジに似ている? ゲジゲジシダの葉。

シオデは雌雄異株、咲いているのは雌花なので雌株。

「双葉より香ばし」という言葉が残るセンダンの芽生え。

海岸に小さく生きぬくタイトゴメの花。

群がって咲くダンドク。カンナの母種と言われる。

こちらも海岸に生育しているツルナ、花は小さい。

アジサイと青を競うように咲くツユクサ。

海岸地帯に育つハマナデシコ。盗掘により数が減っている。

頭上から香りを振りまくテイカカズラの風車。

葉は短いのに結構長い名前のヒメオニヤブソテツ。

こちらはあっさりとヒメシャラ。自生木はブナ林で見かける。

高木のマテバシイ。照葉樹の新緑の葉と無数の花。

小さな池にはミクリの怪しげな球状の花が咲く。