長い梅雨の合間に遊ぶ 2016年7月(撮影)

今年は梅入りが早かったというのに関東地方の梅雨明けは例年より大幅に遅れて長い梅雨になってしまった。梅雨といえばシトシトとそれほど強くない雨の日が長く続くというイメージがあるが、最近の梅雨は気候変動の影響か昔の梅雨とは様相が違うようで、突然大雨が降ったり晴天の日が何日も続いたりという感じで、快晴の日にとても五月晴れとはいえない真夏のような暑さの中でハイキングをすることもできた。

一列に並んで木や草の汁を吸うアオバハゴロモ。俗称ハトムシ。

オニグルミの果実も大きくなってきた。

ヒガンバナの仲間の有毒植物、左がオオキツネノカミソリ、右がキツネノカミソリ。ヒガンバナは中国大陸から渡来したが、キツネノカミソリはそれ以前から日本にあったらしい。

キジョランの目立たない小さな花。

昨年の花に実ったキジョランの果実。花と同居している。

カラスウリの花の後。カラスウリの花は夜に咲く。

コクサギの枝。葉の付き方に注目。

オオバウマノスズクサの葉の裏に生みつけられたジャコウアゲハの卵。

卵から孵ったジャコウアゲハの幼虫。オオバウマノスズクサの葉を食べて育つ。

だいぶ大きく育ったジャコウアゲハの幼虫。

ジャコウアゲハが見つからず。アカボシゴマダラがいた。

湿り気の多い場所を好むシロバナサクラタデ。

三浦半島では海岸に多く見られるスカシユリ。

突然アブラゼミが大きな声で鳴き出した。

この抜け殻は何というセミだろうか。

ソテツの自生北限は宮崎県の都井岬で国の天然記念物に指定されている。左は雄株(雄花)で右は雌株(雌花)。

照葉樹林下に咲くタシロラン。

変わった色のツユクサ。

ツルニンジンの花。こんな花を盗掘する好き者がいる。

草むらにニガクサの花。噛んでみたら苦いのだろうか。

樹木の洞のニホンミツバチの巣を襲おうとしているスズメバチを迎え撃つ蜜蜂。

ヒオウギの花後にできる黒い果実は「ぬばたま」と呼ばれ、万葉集など和歌の枕詞に詠まれている。

ヘクソカズラの変種のハマサオトメカズラ。

南太平洋の島々にも生えているというベニバナボロギク。

快晴の暑い陽を浴びて海岸地帯に咲くハマボウ。

照葉樹林に小さく咲くマヤラン。

池のほとりに鮮やかに咲くミソハギ。

芝地にトゲが痛いワルナスビ。

ネコジャラシの穂が紫色のムラサキエノコロ。

樹林の林縁で風に揺れるムラサキニガナ。