台風12号の目に突入せよ 2016年9月(撮影)

九州復興割というのを利用して南九州を旅することにした。しかし出発当日を狙ったかのように台風12号が九州南部を襲った。台風が鹿児島を直撃するまさにその時間帯に鹿児島空港に向けて羽田を飛び立った飛行機は「天候により羽田に引き返す場合がある」という条件付フライト。もしかしたら台風の目の中の空港に着陸できるかも。幸いにも台風の進路は少し海側に逸れて長崎方面に向かったらしい。だが台風一過の青空とはならず雨は激しく降っていた。

関東上空の様子。青空もあるが真上は黒い雲。

台風の大雨で水が茶色く濁っている犬飼の滝。

沖縄でたくさん見られたオオバナセンダングサ。

オオハマグルマ キク科ハマグルマ属

関東地方よりも送れて咲いていたキツネノカミソリ。

サンゴシトウ マメ科デイゴ属

四国にもたくさん生えていたダンチク。

葉っぱだけではバショウと区別が難しいバナナ。

ハマゴウは三浦半島の砂浜でも見ることが出来る。

ハマナタマメ マメ科ナタマメ属

葉の先が折れて垂れ下がるビロウ。

大雨につられて出てきたベンケイガニ(たぶん)。

最近おとなしくなったという桜島。

ものすごい水量の関之尾の滝。

霧島神宮の鳥居。

ずらりと並んだ黒酢の発酵甕。

曲水庭園の流れ。かつてこのような庭園で宮廷人が酒盃を流れに乗せて自分のところに到着する前に和歌を詠んで遊んだという。その当時は曲水庭園に西洋芝は張られていなかったと思われるが。

鬼の洗濯岩。柱状摂理の断面が連なって見える。それにしても少し晴れ間が覗くと蒸し風呂のように汗が流れる。九州旅行は季節をずらしたほうが良かったかも。