秋の実と返り咲きの花 2016年10月(撮影)

10月になった。季節に忠実な植物たちが秋の花を咲かせ、春や夏に花開いた木や草には秋の果実が実っている。一方で夏の猛暑と秋の長雨のせいだろうか山野にはいくつもの季節外れの花が返り咲いている様子が見られる。

名前の通りこの季節に咲くアキノタムラソウ。

野菊色が美しいカントウヨメナ。

セイタカアワダチソウは時にブタクサと間違えられる。

オオブタクサの実。花は緑色で目立たない。

白い花の先っぽがクルクル巻いたコウヤボウキ。

かつては薬用として用いられたというシャクチリソバ。

オカダイコンの花。根は大根に似ているのだろうか?

シラヤマギクもノギクの1つなのだが・・・

秋から初冬を彩るツワブキの黄色。

林縁のヤブの中からトリカブトの花が覗いている。

ナンテンハギの花、奥には莢状の果実が見える。

ノササゲの果実が熟して綺麗な紫色になった。

厄介者のヤブガラシだが果実はあまり見ない。

ノブドウの果実は様々な色をしている。

魚の骨を纏ったようなオケラの花。

カナムグラのツルには細かいトゲがあり痛い。

クサギの赤いガクと瑠璃色の果実。

果実の数が少しまばらなサルトリイバラ。

南瓜みたいに食べられたらいいのにカラスウリ。

仙人のヒゲを持つセンニンソウの果実。

風になびくススキの穂。

崖の上のススキ。

水辺には色づき始めたタコノアシ。

どこから種がやって来たのか突然繁茂したアレチウリ。

秋の真っ只中に一枝だけ咲いたカワヅザクラ。

赤い果実が実っているのに咲いているハマナス。

1本のツルにだけ花が咲いていたテイカカズラ。

こんな場所と季節にキツリフネの花が!

ゲンノショウコの花は真夏が似合う。

葉の上で休憩中のルリタテハ。

モズのはやにえ(早贄)。

ツバキの枝に寄生したヒノキバヤドリギ。

観音崎の海岸。

ある日の夕焼け。