外来種をやっつけろ! | 2017年3月、4月(撮影) | |||
三浦半島では野生のアライグマやタイワンリスが増えていろいろな被害が出ているということで行政も加わって駆除活動が行われている。他にもブラックバスなどの魚類も駆除対象らしいが動物界の外来種についてはあまり良く知らない。植物界でも外来種の問題が頻繁に取り上げられており、特に自然保護の場では外来種とか帰化植物を徹底的に嫌悪する意見がよく聞かれる。外来種ってそんなに悪者なの? シロツメクサやセイヨウタンポポやニホンズイセンやヒガンバナは駆除されるような悪さをしているのかな。 |
マメ科植物の根に寄生するキバナヤセウツボ。ヨーロッパ原産の外来種。 |
大きめな黄色い花をたくさんつけるキケマン。同じ仲間のムラサキケマンより大型。 |
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花の姿を飛翔しているツバメに見立てたセリバヒエンソウ。中国原産の外来種。 |
少し湿り気のある斜面に群生するニリンソウ。茎の頂上に2輪咲くが、この場所では3輪4輪と咲く。 |
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春の野に良く目だつ白い花を咲かせるハルジオン。北アメリカ原産の外来種。 |
黄色い小さな花をたくさんつけるオニタビラコ。名にオニがつくけれどさっぱり怖くない。 |
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一見してわかる特徴的なカントウタンポポ。背景に咲く花はムラサキサギゴケ。 |
奇跡的に盗掘を免れている野生のクマガイソウ。いつまで無事にいられるかヒヤヒヤ。 |
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花の形が独特なコバノタツナミ、別名はビロードタツナミ。 |
白い花のシラン。庭で栽培されるが園芸種ではない。 |
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春に咲いてもナツトウダイ。漢字で書けば納豆代というのはウソ。 |
ノアザミは春に咲くアザミなので覚えやすい。 |
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樹林下に小さくつつましく咲くフデリンドウ。 |
林縁に多く咲くホウチャクソウ。 |
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秋に美味しい果実をつけるアケビだが、この地ではタイワンリスに先を越されてしまう。 |
オオバヤシャブシの雄花と雌花。黄色いイモムシが雄花で赤っぽいヤツが雌花。 |
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春早くスダレのように房状の花をたくさんつけるキブシ。 |
こちらも早春に黄色い花を咲かせるダンコウバイ。 |
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オニシバリの仲間で黄色い花をさかせるナニワズ。 |
越冬中のニホンミツバチの巣に成虫のハチが1匹。 |
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自宅近くの公園で4月になってから咲いたソメイヨシノ。 |
同じ公園から見た夕焼け。 |
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【外来種こぼれ話】 日本の「外来生物法」では、外来種を『明治時代以降に日本に導入された生物種』と定義している。動植物種の定義と明治時代という政治的な区切りに相関関係があるのか不明だが、この定義によってアライグマとかブラックバスなどの駆除が行われている。 ハクビシンは明治時代に毛皮を採るために移入されたものが逃げ出して野生化したが外来種にはなっていない。古い記録を辿ると江戸時代の書物にハクビシンが日本国内に持ち込まれていた可能性があるからだそうだ。日本にやってきた時期が明確に確認できない生物は(法律上では)外来種ではない。 |