新婚旅行は熱海が一番 2017年6月(撮影)

新婚旅行ではないが熱海に行ってきた。もうかなり昔、伊豆方面に遊びに行った際に熱海を通過したことは何回かあったけれど、目的地が熱海というのは初めてのこと。今回の熱海行きは温泉を楽しむことではなくジャカランダのお花見が目的。ジャカランダは南半球の樹木なので日本ではあまりなじみではない。熱海はそれを観光資源とするために何年か前から植樹してきた。三浦半島では横須賀の大学構内に大きなジャカランダの木が1本あり開花時には市民に構内を開放してくれる。もう少しまとまったジャカランダを見ようと熱海に向かったが、その途中偶然にも葉山の病院に満開のジャカランダの木を発見した。

貫一お宮のお話が残る熱海の海岸。

左の海岸のすぐ近くに咲くジャカランダ。

まだ横須賀にあるジャカランダほど巨木ではないが大分大きくなった熱海のジャカランダ。

近くで見るとキリの花に似ているジャカランダ。

ジャカランダの先には真っ赤なブーゲンビレア。


熱海の街を歩いているときに向こうからやって来た年配のオバハンに話しかけられた(普通オバハンは年配が多いので若いオバハンに出会うことはめったに無い)。そのオバハンは何とオバハンなのにスマホを持っていた!! オバハンはスマホを私に向かって振りかざしながら話しかけてきた。嫌な予感がした。急いで逃げようか。逃げるは恥じゃない。だが逃げられなかった。そして悪い予感は当たった。オバハンは私に向かって「スマホのジドリが解除できない」と言う。ジドリ? 比内鳥の焼き鳥か?
どうやらオバハンのスマホの写真撮影が自撮りモードになったまま解除できないので解除してくれということらしい。そうは言ってもスマホなど一度も使ったこともないので操作など分からない。もっと若いイケメンに頼むようにアドバイスして逃げるは役に立つ。


熱海からの帰り道、真鶴半島に寄り道。真鶴半島は相模湾を挟んでほぼ同じ緯度で三浦半島と向かい合っているので、植物の植生などが似かっている。左の写真は真鶴岬先端の三ツ石。

真鶴半島の高台から真鶴港を望む。カラフルな建物が異国情緒を誘う。


スマホの話題をもう一つ。もう何年も前の事だが、旅先で20代くらいの若い3人連れの女性から話しかけられた(これはとても珍しいことだ)。デジカメを持って歩いていたからだろう、写真を撮ってくれとスマホを手渡された。スマホなど触ったことも無いと言ったら「このマークを押せばいい」という。案外簡単そうじゃないか。で、3人3様におかしなポーズを決めたところでスマホのマークを押したらカシャカシャカシャと音がして連続して何枚も撮れてしまったみたい。女性からは「半押ししたでしょ」と言われた。デジカメと違ってスマホは半押ししなくてもいいらしい。
女性がお返しにこちらの写真を撮ってくれるというのでデジカメを渡した。「ちゃんと半押ししますからね」とイタズラっぽく笑った(本当は一緒に写真に収まってくれればいいのにと思った)。さて撮影となったら「もっと笑って」とか「ちゃんとポーズを決めて」とかうるさいことを言う。(ジジイは直立不動で写真に写るんだ。そうしないと魂を抜かれちゃうんだ)と言いたかったが、それを言うとジジイだと思われるから言わなかったけど、言わなくたってジジイだよな。


以下の写真はもちっと前、桜の花が咲く頃前後にあちこちで撮った写真。おまけとしてアップしちゃいます。

皇居のお堀の写真。まだ退位の議論の行く先がはっきりしていなかったころ。

国立劇場前に咲いていた桜。

上野公園の桜の木で休む猫。周りはたくさんの人だかり。

黄色いチューリップに赤い縦じま模様。

房総半島に咲いていたノアザミ。

ノビルの花が散って上に向かってノビテているモノは?

水辺に群れ咲くカキツバタ。

房総半島、濃溝の滝あたり。とある旅行会社が売り出して急激に人気が出た場所らしい。