三浦半島梅雨明け前後 2017年7月、8月(撮影)

今年の三浦半島は、7月の梅雨の間は雨の降ることが少なかった。東京や横浜、千葉を襲った大雨のニュースを聞きながら三浦半島では地中に水がしみ込むような雨は1、2回程度のみ。ほぼ毎日のように花壇の潅水が必要な梅雨の期間だった。ところが一転して梅雨が明けた8月には雨の日が続き花壇の潅水は不要。8月の天候不順は三浦半島だけでなく全国的で野菜栽培への打撃が大きかったようだ。我が家の食卓には野菜は無く高級牛肉ばかり(高級とか牛肉というのは見栄だけど)。


常緑照葉樹林に生えるタシロラン。ラン科の腐生植物で葉緑体を持たない。

ネジバナは花の美しいラン科植物の中では珍しく盗掘されない。

ノシラン(左側写真の白い花)とヤブラン(右側写真)はランの名前を持つがラン科ではなく共にユリ科の植物。

珍しく白い花のツユクサを見つけた。

白っぽい花のツリガネニンジン。青っぽい花のほうが多い。

ツバキの新葉が真っ白になってしまった。病気かな。

律令時代に飢饉に備えて植えられたというリョウブ。

野生のタデ科植物の中では目だつ花のシロバナサクラタデ。

シンテッポウユリはタカサゴユリとテッポウユリの交雑種。

カワラケツメイはツマグロキチョウの食草。

エビスグサの種子は決明子という生薬。

サネカズラの中心の赤い部分はやがて熟して実になる。

ヒオウギは野生の花とは思えない華麗さがある。

葉を見るだけではヤマノイモと間違いやすいオニドコロ。

センニンソウの種には白い毛が生える。仙人の髭だそうな。

イヌトウバナは葉の裏から蜜を出してアリを誘う。

ノブドウの果実の中にはほとんどに虫が寄生している。

カシワの花。この葉で餅をつつんで柏餅。

カラスザンショウは生長が早い。すぐに大きな木になる。

ムクロジの真っ黒い実は羽根突きの頭になる。

美味そうに見える実がビッシリとついたヤナギイチゴ。

ブタクサの花。秋の花粉症の原因植物。

昇り始めは赤く見えるほぼ満月の月。

塊になってスズメバチを迎え撃つニホンミツバチ。

オクラの実に張り付いた3匹の死んだバッタ。百舌の早贄?


先日とても珍しい光景に遭遇した。海岸近くに駐車した車椅子ステッカーをつけた車から本当に車椅子に乗った人が降りてきて介添えの人と一緒に静かに海を眺めていた。
施設等の車椅子表示がある駐車スペースに車椅子ステッカーをつけた車が駐車するのを良く見かけるけれど、そういう車に障害者や車椅子を使用する人がいる場面に出くわしたことが今まで一度も無かった。ある時は高速道路のSAで車椅子ステッカーをつけた大型バンから背の高いマッチョな若者数人が勢いよく降りて店舗に向かった。もちろん車内に車椅子は無かったし健常者たちばかり。またある時は車椅子ステッカーをつけた介護施設の車がドラッグストアーの車椅子駐車スペースに駐車したが、降りてきたのは介護施設の健常な職員で他には誰も乗っていなかった。
というわけで車椅子ステッカーをつけた車に実際に車椅子を使用する人が乗っていたことに一種の驚きを感じてしまったと言えば大げさに過ぎるだろうか。