秋の始まりに三浦半島 2017年9月(撮影)

いよいよ9月、栗の実の大きなイガが落ちる秋が始まった。色々な果実を食べてしまうタイワンリスも栗のイガは苦手のようで被害にあわずに地面に転がっている。ひとつ、ふたつ、みっつ拾って今夜は栗ご飯にしようか。マテバシイやスダジイのドングリだけでなくカシワのドングリも実った。来年はこのカシワの葉で柏餅を作ってもらおうか。ヒガンバナの花にはアゲハチョウの仲間がたくさん集まるが、時には大きなスズメバチもやってくる。

鬼の金棒のような実をつけるノブキ。

やっと見つけたアキザキヤツシロランは花の時期を過ぎていた。

ペルー原産で観賞用に導入され野生化したオオセンナリ。 キツリフネの萼片は大きな筒の袋状になる。

太陽の光を受けて輝くキンエノコロの花穂。

キンミズヒキはバラ科だがミズヒキはタデ科。

イギリスではイタドリを園芸用に導入したが、これが大失敗。

ゲンノショウコは整腸などの民間薬として利用されている。

他のマツムシソウに比べてソナレマツムシソウは背丈が低い。

いつもは7月頃に咲くマヤランが今頃になって咲いた。

紀伊半島の一部にのみ自生するキイジョウロウホトトギス(写真は栽培品)。花の中は結構ど派手。

昔、野生のダンギクを探し回ったことがある(写真は栽培品)。

この時期、芝地にヒョッコリ顔を出すツルボ。

肉厚の葉を池の水面に浮かべるトチカガミ。

アシの繁る水辺の近くに咲いているミソハギ。

ハマカンゾウのオシベで交尾するヤマトシジミ。

ヒガンバナは他の草が枯れる秋から冬に葉を伸ばす。

ヤハズソウの葉を引っ張ると矢筈形に千切れる。

球形のタマアジサイの蕾から花がこぼれ出た。

カシワのドングリ。枯葉は冬でも落葉せずに木に残る。

ガマズミの赤い実が青空に美しい。