スーパーブルーブラッドムーン 2018年1月(撮影)

2018年1月31日に皆既月蝕が見られた。前回(2014年10月)の皆既月蝕の時は都心部では晴れたためTV中継されていたが、残念ながら三浦半島では厚い雲が全天を覆い隠して月蝕を見ることは出来なかった。今回1月31日の天候は午前中は晴れ、夕方から翌日にかけて曇りという予報だった。夕方から曇りではあるが雲の隙間から月蝕が見られる可能性もあるということだった。
さて実際の当日の天候は、午前中は予報どおりに晴れたが昼過ぎには早くも曇ってしまい、夕方には全天を雲が覆い隙間など全く見られなくなった。2014年の雲の広がりと同じで隙間を期待するのは無理そうだ。今年もまた皆既月蝕は見られないか。

今回も月蝕は見られないかと諦めていたが、月蝕が始まる少し前にダメもとで外に出てみたらなんと雲は完全に消えて大きな満月が煌々と輝いていた。なんという幸運だろう。
今回の皆既月蝕はスーパーブルーブラッドムーンと言うそうだ。スーパームーンとは通常よりも大きく見える満月のこと。実際には1月2日の満月のほうが大きく見えたそうだが、スーパームーンという言葉にはそれほど厳密な定義は無いらしい。ブルームーンとは一ヶ月に2回見られる満月のこと。今月は2日と31日。そしてブラッドムーンとは皆既月蝕で赤く見える月のこと。
皆既月蝕は1時間ほども続いたが、皆既蝕の最中に雲がどんどん広がり始めて皆既蝕が終わる前に全天が完全に雲に覆われてしまったため蝕の明けは見ることが出来なかった。

満月になる数日前の青空に浮く月。

鷹取山の岩壁の上にかかる月。

岩の上に残った枯れススキと月。

まるで内戦による銃撃の後のような岩壁。

これはイノシシだろうか、それとも子豚?

これはニワトリだね。ある公園のオブジェ。

シロダモの冬芽。シロダモはニセクスとも言われる。

赤い色が鮮やかなタブノキの芽鱗。

ムクロジの実。この実の中に硬くて真っ黒な丸い種子があり羽根突きに使われた。

何年か前の台風の時に根っこが持ち上がってしまったコナラだがまだ枯れてはいない。

全国的に大雪が降った日に三浦半島でも少し積雪があった。その後低温の日が続き雪はなかなか消えない。まだ雪が残る山にウバユリ(左)とコウヤボウキ(右)。

雪が積もる中で赤い実をつけるフユイチゴ。

カマキリの卵は寒さにも平気なのだろうか。

鮮やかな瑠璃色の果実をつけるノシラン。

ツワブキはこれから綿毛を飛ばそうとしている。

枯れ木に生えていたサルノコシカケの模様が面白い。

カニクサのツルと一緒に絡まっているのはトキリマメだろうか。