羽田空港はあまりに遠し | 2018年9月(撮影) | |||
中国大陸には魅力的な地域がたくさんあるが政治的に好感度が低いので、東南アジアの中で最も親日的と思われる台湾に行こうと思った。たまたま見つけた羽田発の格安ツアーは電車やバスが運転していない早朝便が難点。羽田空港近くのホテルに前泊するしかないが、ツアー代金の半分近いホテル代では抵抗が大きい。空港近くの格安ホテルを選んだが送迎バスが無いのでタクシーを利用することにした。ホテルに着いてから翌朝のタクシーを予約しようと思ったが、何回かけても電話がビジーで繋がらない。接近しつつある台風21号の影響か強い雨が降り出したこともあり5社ほど電話したが3社はどうしても繋がらない。2社はどうにか繋がったが翌朝の予約は一杯ということで断られてしまった。明朝の羽田空港への足が確保できない。 |
日月潭は日本統治時代に水力発電のために水を引き入れて大きくした湖。 |
日月潭の近くにある文武廟は孔子と関羽、岳飛を祭っている寺院。 |
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オランダ統治時代にオランダ人によって建てられた赤嵌楼。 |
台南の運河に映る風景。 |
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海の女神・媽祖様を祀った媽祖廟は台湾各地に多くみられる。 |
オランダ人によって築かれた軍事要塞・安平古堡の大砲。 |
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延平郡王祠はオランダ支配から台湾を解放した民族的英雄・鄭成功を祭る廟。 |
田寮月世界は草木が生えない荒涼とした岩肌風景が月面を想像させるという。 |
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旗山老街の建物群。老街とは古い歴史的な町並みのことをいう。日本政界の老害とは別物。 |
仏陀記念館には巨大で金ピカ大仏があったが逆光で写真はムズイ。この反対側に大仏は鎮座。 |
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ハスが生えている蓮池潭。竜の口から入って虎の口から出る。 |
地下鉄の美麗島駅。駅構内が綺麗だと有名らしい。 |
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夜景の愛河クルーズ。船が微妙に揺れるので写真がぶれる。 |
十分の鉄道線路上で天燈を上げる若者たち。 |
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狭い路地の鹿港老街に残る日本統治時代の名残。 |
九份の夜景。赤い提灯の行列が美しい。 |
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白菜に虫がとまっているという彫刻。 |
忠烈祠の衛兵交替式。イケメン兵が選抜されるという。 |
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池のほとりに咲くオオバナセンダングサ。 |
ガジュマルの大木は多数の気根を垂らしている。 |
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日本に自生するハマボウにそっくりなサキシマハマボウ。 |
花弁が何枚にも細かく分かれていたハス。 |
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例年なら散っているというホウオウボクの燃えるような花。 |
ホンジュラスマホガニーはワシントン条約で伐採禁止に。 |
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穴守稲荷のホテルから羽田空港までの足が確保できない。空港は近いとはいえ歩いて行かれる距離ではない。ホテルのフロントの美人は「夕方はタクシーを呼ぶ人が多いけれど早朝なら電話が繋がるかもしれないし、予約できなくても流しのタクシーを捕まえられるかもしれない」と言ってくれたが確実性は無い。それを期待して明朝タクシーに乗れなかったら目も当てられない。結局、安全策をとってホテルで休憩して最終電車で羽田空港に行き夜明かしをすることにした。チェックアウト直前に再度電話してみたがやはり繋がらない。こんなことなら自宅から最終電車に乗れば良かったがタクシーが捕まらないなんて想定外の出来事だった。 |