三浦半島の秋から初冬へ 2019年11月〜12月(撮影)

今年の秋は異常気象と言われて終わったような気がする。10月には立て続けに大型台風が接近上陸して暴風の被害が多発した。その後も記録的な豪雨による洪水被害が続いた。11月には大雨ではなかったが雨の日が多く秋の爽やかな青空は少しだけしかお目にかかれなかった。12月になると気温が上昇して雷雨に見舞われた日もあった。来年も同じような災害が多発するのだろうか。

真夏を思わせる入道雲。

秋の雲を代表する巻雲。手前はケヤキの木。

鱗のような巻積雲をバックにススキの穂。

ケヤキは種がついた小枝を切り離して枯葉をボートにして秋の風に浮かべる。

北米大陸からやってきたメリケンカルカヤ。

ベニバナボロギクはパイオニア植物の一つ。

東京のゴミ捨て場で発見されたハキダメギク。

冬の四国で種を採取したノジギクが咲いた。

野菊の代表といえばノコンギクで反対する人は少ないだろう。

カントウヨメナの薄紫の花に清楚さを感じる人も多いだろう。

アキノキリンソウはセイタカアワダチソウと同属の植物。

イソギンチャクの触手のような花をつけるオカダイコン。

シャクチリソバは多年草で薬用植物として移入された。

水辺や湿気の多い場所に咲くシロバナサクラタデ。

ソナレマツムシソウは氷河期の忘れ物。

葉の形が亀甲形をしているキッコウハグマ。

スッカリ葉が枯れたスズランに赤い実が一つ。スズランには毒があるため牧場に生えても牛に食べられない。

コセンダングサの花には舌状花が無いが、稀に舌状花をつけた株はコシロノセンダングサと言われる。

備長炭の原木となるウバメガシにドングリが。

古民家の石塀に這ったオオイタビカズラの果実。

キジョランの小さな花が咲いている。

1年かかって大きくなったキジョランの果実が割れて綿毛を付けた種が飛び出した。

タイワンツバキの花は寒さに弱く色が変わってしまう。

テイカカズラの種が空を飛んでチジミザサのネバネバに捕まった。

タラヨウの葉の裏には文字が書ける。葉書の語源になったという。

畑の隅に青いパパイアが実っていた。冬は越せないだろう。