イヌノフグリは様々な要因から今や絶滅危惧種となってしまいました。 他の兄弟たちが帰化植物であるのに対して在来種と言われていますが、史前帰化 植物とも考えられています。 江戸時代の「草木図説(1856年 安政3年 飯沼慾斎)」にこの名前が載っているそうです。 |
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花の大きさは兄弟の中で一番大きく見事なオオイヌノフグリ。どこの空き地でも見つかる有名犬ですね。 イヌノフグリと同属(ゴマノハグサ科クワガタソウ属)で花が大きいのでこの名前をいただいています。 |
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他の兄弟たちが地面を這うように茎を伸ばすのに対して、タチイヌノフグリは名前 の通り根元から立ち上がって花をつけます。 余談だがイヌノフグリやヘクソカズラの名前がかわいそうだから別の名前に変えよう という意見を聞くが、私はそれにはくみしない。 葦(アシ)をヨシに言い換えるの類に思える。 これらの名前も慣れれば親近感と愛着を覚えて好きなる。 くさやの干物にはいつまでも慣ることができないというのに。 |
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フラサバソウは兄弟の中で唯一イヌノフグリの名前がついていません。 日本で最初にこれを見つけた二人のフランス人植物学者の名前から命名されたそうです。 |
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イヌノフグリの兄弟たちは同じ仲間とはいえ、花の大きさはかなり違います。
並べて比較してみましょう。 上:フラサバソウ(左)とオオイヌノフグリ。 下:オオイヌノフグリとイヌノフグリ(右)。 オオイヌノフグリ自身も株によりだいぶ大きさが違うようです。 |
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