冬の終りから早春の里 2024年1月〜3月(撮影)

1月から3月にかけて撮影した野山の風景です。3月は特に気温の変化が大きく5月並みに暖かい日があったかと思えばこの冬一番の寒さに見舞われた日もあった。山々の落葉樹はまだ芽吹きの季節を迎えてはいないが、人里では早咲きの桜が満開になって花見客を迎えていた。

まだ芽吹きには遠い冬の樹木に木漏れ日が射す

さてこれは何の木だろうか

葉を落とした冬の木には丸いヤドリギが目立つ

ヒメシャラの幹の丸い穴はモンモガの家かな

模様が面白いリョウブの幹

高木が葉を落とした林床には春を待ちきれないミヤマシキミ

日没前の空に月が昇ってきた

以前は街路樹があったと思われる場所に頭を出した霜柱

この地域では真冬よりも早春に雪が降ることが多い

芝生に積もった雪にはなにやら鳥の足跡が

石垣にはマメヅタがびっしり 茶色い胞子葉も見える

密生したコケも胞子を飛ばす準備中

この地としてはすごく冷え込んだ朝 花立から鳥の尻尾が出ていた

そっと取り出すと首の回りに氷が 花立の水を飲もうとして足を滑らせたか

黒いレンズ雲がいくつも重なって

黒い雨雲から雨足が下に伸びている あちら側は雨降りだ

早咲きで有名になった桜河津 春の先駆け

キノコの仲間 ツチグリ

トウダイグサの花も咲き出した

あまり自信はないがウシノケグサに似ている

東京湾の島 猿島 猿は住んでいない

消波ブロックの上で日光浴中のウミウ

高木の幹に着生したノキシノブ

新雪が眩しい富士山