ツェルマットでハイキング | 2016年 6月(撮影) | |||
ツェルマットの朝、あいかわらずの曇り空でスカッとした青空は見込めない。朝日が差し始める頃、朝焼けのマッターホルンをなんとか眺めることが出来たが、マッターホルン全体に日が当たる頃になると山頂部は雲に覆われて、以後終日他の山々も含めて山頂は厚い雲に隠されてしまった。ゴルナーグラードからツェルマットに向かってハイキングしながら高山植物を楽しもうと計画していたが、このハイキングコースはまだまだたくさんの雪が残ったままだったので断念。代わりにスネガからツェルマットに下るコースをハイキングした。 |
ツエルマットに残るねずみ返しのある建物。 |
この建物はねずみ返しの床下に薪を積んでいる。 |
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マッターホルン山頂が朝焼けに燃えた。 |
太陽が麓までさしてくる頃には山頂は雲に覆われ始める。 |
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全山が明るくなった時には山頂だけが見えない。 |
朝のうちはまだ青空が見えていた。この天気が続けば・・・・ |
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ゴルナーグラード展望台からグレンツ氷河を望む。ゴルナー氷河と合流している。 |
グレンツ氷河の左奥にモンテローザが見えるはずなのだが。 |
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5年前の同じ時期に高山植物が咲き乱れていたこの場所が今年はまだ雪に覆われたまま。凍った池には逆さマッターホルンも写らない。もっとも今日はそのマッターホルンも麓しか見えないけれど。参考、5年前の6月、同じ場所の高山植物。 |
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崖の上の民家。道路は見えないけれどどこかにあるのだろう。 |
タンポポの花に囲まれたフィンデルンの農家。 |
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ハイキングコースに出てきたヤギ、首にベルをつけている。 |
ハイキングコースから見下ろす新興住宅地(?) |
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ヨーロッパカラマツ林の中をハイキングする。 |
ヨーロッパカラマツの雌花。黒いほうは昨年のマツボックリ。 |
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スイスマツの雄花。ふれれば花粉が飛び散る。 |
こちらもスイスマツ(?)、雌花のマツボックリが3つ。 |
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高山の上空を飛ぶキバシガラス。嘴が黄色い。 |
住宅の芝地にいたこの鳥もキバシガラス? 嘴の色が濃い。 |
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ハイキングコースで見かけた木のオブジェ。伐採した木の根元部分に彫刻を施してある。 |
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ツェルマット市街の枯れた街路樹に鳥や動物の姿が彫刻されていた。 (左側写真の空の色は曇り空だったが彫刻を見やすくするために加工して青空に変えた) |
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スネガからのハイキングの途中、時間に余裕があったので分岐点で最短コースではなく一旦ツェルマットから遠ざかるコースを歩き、別ルートとの合流地点で再びツェルマットに向かうルートを選んだ。ところがその合流地点になかなか到着しない。しかもこのハイキンギグコースは全然他の人に出会わない。不安になってきて最初の分岐点まで戻って最短コースを行こうかと悩んでいた時に運良く二人ずれのハイカーがやって来た。確認したところ「ツェルマットまであと10分」とのこと。安心したけれど想定していたコースを正しく歩いていたとすれば、まだ合流点にも達していないのに10分でツェルマットに到着するはずがない。途中分岐点も枝道も無かったのに道を間違えたか。 約10分ほど歩いたら最初に想定していた合流点に無事到着した。ここからツェルマットまではまだ1時間以上かかる。あのハイカーが勘違いしたのか、それともこちらが聞き間違いをしたのか。 |
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以下はおまけ。帰国の飛行機から見えた雪山。中国国内の崑崙山脈のあたりか。 | |||